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【見たままのマツダ】 関東マツダ営業事例・CX-5商品レビュー・その他

お客様相談センター/コールセンターK氏は顧客の声を受け止めることに消極的でした。止むを得ず、Webサイトを利用して、マツダクオリティに取り組む全てのマツダの人に直接メッセージを届けることにしたものです。内容は適宜更新されます。レビューを含め全ての記事に目を通すことをお奨めします。/2016.01/

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マツダCX-5大成功は諸刃の剣(もろはのつるぎ)。経営陣は成功を次の飛躍の基盤にできただろうか。継続レビューで見えて来るのは不安の未来かも知れない。/2017.01/

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交換した2016年モデルは絶好調だがマツコネ問題だけはクリアできない。今年こそはマツダコネクトアップグレードオプションに期待したい。/2018.01/

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<商品品質レビュー>準備中

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商品品質レビュー>準備中

CX-5の第1世代は2012年末にリリースしたもの。マツダ復興に向けた初代モデルだ。

2年後の2014年末にビッグマイナーチェンジが実施された。第1.5世代と呼んでいいだろう。

最初の購入車両は、正にこの1.5世代CX-5だ。1年後に車両交換(買い替え)したものは基本的には同じ1.5世代モデルだが、どうも様子が違うので、便宜的に両者をそれぞれ前期モデル、後期モデルと区別する。

レビューは基本的には第1.5世代前期モデル及び同後期モデルについて行うことになる。

後期モデルでも取り残された課題が、2016年12月発表・2017年2月デリバリー開始の第2世代モデルでどのように処理されたか興味深い。そのレポートは何回か試乗することで確認できた範囲で行うことになるだろう。

品質には設計・製造に起因する仕様問題と製品個体の個別問題とがミックスして実現されるので統計的に理解すべき内容に言及するのは難しい。とは言え、目の前の現実・結果がマツダ品質システムの実態であり実力だから、余計な咀嚼は無用だろう。

<第1.5世代前期モデル>

トラブルが連続し遂にはエンジン回り、コントロールにニットまで交換するという、完全な不良品。整備未了車(整備不良車)を、営業のフライング登録に合わせて出荷させてしまった大失態というべきもの。企画設計が良くても製造・整備お最終プロセスで手を抜けば大変なことになると言う事例だろう。オーダーと商品(車両)の紐づけは広島の工場ラインにあるときに行われるが、千葉の整備工場で不良が分かっても別の車台に紐づけし直す手順が不明確なんだろう。納期を営業が催促すると中途半端な整備で出荷させたとも推定できる。営業の言いなりで品質を犠牲にするのはメーカーとして最低の品質管理だ。 不良品を出荷させた説明は未だにない。ヒストリー管理もやっていなければ説明責任すら放棄しているようなものだ。

(順不同)

製造品質と思われるもの:
  1. エンジンオイル漏れ
  2. コモンレールシステム整備不良
  3. BMSアラートセンサー不良
  4. ヘッドライト~オートライト照度センサー不良
企画設計品質:
  1. Aピラー視界不良。右前方Aピラー。左横後方Bピラーヘッドレスト。
  2. エンジンざらつき音。始動時の唐突な吹き上がり。この特性はいただけない。プロスペクトの何割かはこの振る舞いを懸念して引き返していっただろう。
  3. マツコネ。市販品に置き換え不可。最悪の基本設計と言える。マツコネ自体の出来も最低レベル。詳細別掲。
  4. アイドリングストップ。キープレーン設定デフォルト変更不可。HMI設計として論外レベルの拙さ。
  5. ステアリング/ハンドリング。極めて高い完成度。好き嫌いはあるが、ライントレースが全く容易にできる。ハンドリングのリニアリティもまた気持ちがいいものだ。
  6. トランスミッション・エンジンコントロール。踏み込んだだけ自然に加速していく体感は何にも替え難い素晴らしい出来だ。2.2Lディーゼルだけの世界。1.5Lディーゼルでもガソリンでも無理。熱いトルクが不可欠。マツダ以外なら多段ATを組み合わせた車の幾つかが似たような体感を提供してくれるだけだ。
  • 燃費性能:
  1. 特に計測していないが全く問題にならない。6気筒ハイオクのエンジンから乗り換えたらどんな乗り方しても悪くなる訳がない。感覚的にはリッター20キロは確保できているのではないか。
  2. これで4輪駆動でトルクフル運転ができるのだから、満足度は極めて高い。
  3. また軽油(ディーゼル)は単価も安いから、給油の時に更に燃費の良さを体感できる。万札を用意する必要が全くなくなった。
  4. 課題はオーバードライブのカチッとロックアップに入り込んで簡単にシフトダウンさせない粘り強いトランスミッション機構。感覚的には、マツダのトランスミッションは行きも帰りも同じ設定になっている感じがする。ポリシーなのか技術がないのか。巡航速度ドライブの上質感が理解できないのか。

<第1.5世代後期モデル>
製造品質と思われるもの:
  1. 使用はまだ数ヶ月だが製造整備不良に起因すると思われるトラブルは発生していない。すこぶる良好。ノートラブルはトヨタなら当たり前のことですが、前回懲りているので念のため。
企画設計不良で改善されたと思われるもの。
  1. マツコネ:ラジオの放送局名表示。これはプログラムアップデートで達成したもの。
  2. エンジン始動時の振る舞い。落ち着いたスムーズな立ち上がり。全く別の車と言って良いくらい上出来な仕上がりを見せている。
  3. トランスミッションのシフトアップシフトダウンタイミング改善の有無は不明。
  4. ざらざら音は抑制されている。
  5. 一方で中高速のパワー感が前期モデルより押さえ込まれている印象。不足感がある訳ではない。尚十分だ。
  • 当然ながら企画設計プロセスの問題の殆どは次期モデル渡す課題のまま。
  1. 新型CX5試乗時のチェックリストを参照。
  2. マツコネは新年早々のプログラム更新および地図データ更新を踏まえてもルート検索が一部改善されたことは確認できた(ある店へ行くのに一方通行の逆走案内が回避されていた)。しかし、検索性能の低さは相変わらず。馬鹿馬鹿しいけどスマホで検索してその中からいくつか施設名を探して試行錯誤することになる。 
  • 四駆性能
  1. 雪道走行 のスムーズさは、不思議なことに前期モデルの方が優れている印象だ。道は同じでも雪の状態までは同じとは言えないのでそのまま比較と言う訳には行かないが、後期モデルは横ブレや不安定な振動が発生する。モデルの違いというより個体差かも知れない。同じタイヤを履かせているが印象が違い過ぎる。トラクションコントロールって関係あるかな。無事帰ってこれたのだから破綻していないことは確かだが。
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